トキソプラズマ症

aniime8

2008年02月09日 12:53

皆さんは猫や犬、鳥などに寄生する原虫でトキソプラズマ症と言われる感染症の存在を知っていますか?しかしこのトキソプラズマは世界中にあるのでそんなには心配要りません。 この寄生虫はほとんどの動物の組織内で成長は出来ます。しかし卵であるオーシスト(接合子嚢)を産み付ける事が出来るのはなぜか猫の腸の内皮細胞だけなのです。 腸内細胞にある卵は猫の糞に混じって排泄されて、土の中で最長18ヶ月も生きる事が出来るのです。そのトキソプラズマの入った土を触った手で口に触れたり、また卵が食べ物に付着したりして感染する場合もあります。


妊娠してから初めて猫を飼い出すなどトキソプラズマの抗体を持っていない可能性がある人はトキソプラズマに感染する恐れが非常に高いので、それは避けた方がいいでしょう。 トキソプラズマの卵が便から出やすいと言われている生後半年未満の子猫との接触は避けた方が良いでしょう。感染したか不安な妊婦さんは病院での検査をした方がいいです。 もし最悪、感染したとしても殆どは影響の出る確率はとても低いのだそうです。ですが、猫とかに口移しで食べ物をあげたりするような過剰な接触は慎んだほうがいいでしょう。

絶対の安全なんて分からない事ですし、出来れば予防したいですよね。トキソプラズマ症からの感染を予防する対策としては「生肉を食べない、お肉は加熱して食べる」「ペットを飼ってない人は妊娠してから飼い出さない(特に猫)」 今ペットを飼ってる方なら「ペットの排泄物はすぐに処理をする」「手洗いはマメに」「ペットには口移しで食べ物をあげない」とかでしょうか。猫を飼ってる人はトキソプラズマの存在は知っておかないと怖いですよね。 もう何年も猫のいる家庭ではトキソプラズマへの感染を心配する必要は無い訳ですが、もしもその家庭に妊娠初期の方が来られるような場合は注意してあげるに越した事無いですよね。
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